現代語訳

百人一首の現代語訳一覧(わかりやすい意味と解説で恋の歌も簡単に理解)

百人一首 現代語訳 一覧┃わかりやすい意味で恋の歌も簡単に理解

投稿日:2018年6月1日 更新日:

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こちらは小倉百人一首の現代語訳の目次ページです。百人一首のわかりやすい現代語訳や和歌の意味、文法の解説を一覧表からご確認ください。全首の歌を一覧にまとめましたので、だれでも簡単にご利用いただけます。なお、序歌も含めてすべての歌を、歌番号・上の句・下の句・決まり字などで検索することができます。枕詞や序詞、掛詞、縁語、句切れなど、和歌の用語や約束事はそれぞれの歌の解説ページでご確認ください。

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目次

▼歌番号順一覧

▼初句一覧表

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0 ~ 10 11 ~ 20
21 ~ 30 31 ~ 40
41 ~ 50 51 ~ 60
61 ~ 70 71 ~ 80
81 ~ 90 91 ~ 100
上の句 下の句
決まり字一覧

 

解説:百人一首の出典

小倉百人一首の典拠はすべて勅撰和歌集によります。勅撰和歌集とは、天皇の命令によってつくられた和歌集のことです。

「勅撰」は天皇の命令でつくること

「勅撰」は天皇の命令でつくること

歌集名 成立年代 歌数
古今和歌集 905年 24
後撰和歌集 951年 7
拾遺和歌集 1006年頃 11
後拾遺和歌集 1086年頃 14
金葉和歌集 1127年頃 5
詞花和歌集 1151年頃 5
千載和歌集 1188年頃 14
新古今和歌集 1205年 14
新勅撰和歌集 1235年 4
続後撰和歌集 1251年 2

 

解説:百人一首の分類(種類)

百人一首の歌を勅撰和歌集の部立て(ぶだて)から分類すると下記のようになります。部立てとは、和歌集を編集するときの分類のことで、春夏秋冬、恋、雑、羇旅(きりょ)などに分けられるのが一般的です。羇旅歌は旅に関する歌を、雑歌(ぞうか/ぞうのうた)は一般的に四季歌や恋歌などに入らない「その他の歌」を指します(『古今集』以後)。

部立て 歌数
6
4
(※26番歌「雑秋」を含む) 17
6
離別 1
羇旅 4
43
(※26番歌「雑秋」を含む) 20

上の表のとおり、恋の歌が43首と最も多く、全体の4割以上を占めています。これに次いで多いのが四季の歌で、春夏秋冬を合わせると33首にのぼります。四季の歌の中では、秋の歌が17首と最も多いです。
 

百人一首の一覧表(意味・現代語訳・文法の解説)

百人一首の意味:歌番号1~25

小倉百人一首一覧:歌番号1~25

(1) 天智天皇 (てんじてんのう)

原文

秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ、わが衣手は 露に濡れつつ
(あきのたの かりほのいほの とまをあらみ、わがころもでは つゆにぬれつつ)

現代語訳

秋の田んぼの仮につくった小屋の苫が粗いので、私の袖は露にぬれている。

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(2) 持統天皇 (じとうてんのう)

原文

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の、衣ほすてふ 天の香具山
(はるすぎて なつきにけらし しろたへの、ころもほすてふ(ちょう) あまのかぐやま)

現代語訳

春が過ぎて夏が来たらしい。「夏になると衣を干す」という天の香具山に衣が干してある。

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(3) 柿本人麻呂 (かきのもとのひとまろ)

原文

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の、ながながし夜を ひとりかも寝む
(あしひきの やまどりのを(お)の しだりを(お)の、ながながしよを ひとりかもねむ(ん))

現代語訳

山鳥の長く垂れ下がっている尾のように、長い夜をひとりで寝るのだろうか。

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(4) 山辺赤人 (やまべのあかひと)

原文

田子の浦に うち出でて見れば 白妙の、富士の高嶺に 雪は降りつつ
(たごのうらに うちいでてみれば しろたへ(え)の、ふじのたかねに ゆきはふりつつ)

現代語訳

田子の浦に出て見ると、富士の高嶺に真っ白な雪が降っている。

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(5) 猿丸大夫 (さるまるだゆう)

原文

奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の、声聞く時ぞ 秋は悲しき
(おくやまに もみぢふみわけ なくしかの、こゑ(え)きくときぞ あきはかなしき)

現代語訳

奥深い山に紅葉(もみじ)を踏みわけて行き、鳴いている鹿の声を聞くときが、秋はとくに悲しい。

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(6) 大伴家持 (おおとものやかもち)

原文

かささぎの 渡せる橋に 置く霜の、白きを見れば 夜ぞふけにける
(かささぎの わたせるはし におくしもの、しろきをみれば よぞふけにける)

現代語訳

鵲(かささぎ)が翼をならべてかけた橋、すなわち天の川に、霜が置いて白々とさえわたっているのを見ると、早くも夜がふけたことだ。

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(7) 阿部仲麿 (あべのなかまろ)

原文

天の原 ふりさけ見れば 春日なる、三笠の山に 出でし月かも
(あまのはら ふりさけみれば かすがなる、みかさのやまに いでしつきかも)

現代語訳

ふりむいて広々とした大空を見わたすと、そこには夜空にかかる月、あれは、春日にある三笠の山にのぼった月なのだなあ。

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(8) 喜撰法師 (きせんほうし)

原文

我が庵は 都のたつみ しかぞ住む、世を宇治山と 人は言ふなり
(わがいほ(お)は みやこのたつみ しかぞすむ、よをうぢやまと ひとはいふ(う)なり)

現代語訳

私の仮の住まいは都の東南にあり、その「巽」という名の通り慎ましく住んでいる。しかし、世間の人はここを、世間を避けて住む山、宇治山と言うらしい。

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(9) 小野小町 (おののこまち)

原文

花の色は 移りにけりな いたづらに、わが身世にふる ながめせしまに
(はなのいろは うつりにけりな いたづらに、わがみよにふる ながめせしまに)

現代語訳

花の色はおとろえてしまったなあ。私がこの世でむなしく過ごしている間に、というわけではないけれど、降り続く長雨をぼんやりと見ながら物思いにふける間に。

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(10) 蝉丸 (せみまる)

原文

これやこの 行くも帰るも 別れては、知るも知らぬも 逢坂の関
(これやこの ゆくもかへるも わかれては、しるもしらぬも あふ(おう)さかのせき)

現代語訳

これがあの、東国へ行く人も都へ帰る人もここで別れ、また、知っている人も知らない人もここで会うという逢坂の関なのだ。

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(11) 参議篁 (さんぎたかむら)

原文

わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと、人には告げよ あまのつり舟
(わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと、ひとにはつげよ あまのつりぶね)

現代語訳

「広々とした海へ、多くの島々をめざして舟を漕ぎ出して行った」と、京の都にいる人々に告げてくれ、漁師の釣舟よ。

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(12) 僧正遍昭 (そうじょうへんじょう)

原文

天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ、をとめの姿 しばしとどめむ
(あまつかぜ くものかよひ(い)ぢ ふきとぢよ、をとめのすがた しばしとどめむ(ん))

現代語訳

天を吹く風よ、雲の間の通り道を吹き閉じてしまってくれ。五節に舞う少女の姿をしばらくとどめておきたいのだ。

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(13) 陽成院 (ようぜいいん)

原文

つくばねの 峰よりおつる みなの川、恋ぞつもりて 淵となりぬる
(つくばねの みねよりおつる みなのがは、こひ(い)ぞつもりて ふちとなりぬる)

現代語訳

筑波山の峰から流れ落ちるみなの川の深いところのように、私の恋も積もりに積もって淵のように深くなったのだ。

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(14) 河原左大臣 (かわらのさだいじん)

原文

陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに、乱れそめにし われならなくに
(みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑ(え)に、みだれそめにし われならなくに)

現代語訳

陸奥国の信夫郡で作られる忍草のすり染めの模様が乱れているように、あなた以外の誰かのせいで思い乱れた私ではないのに。

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(15) 光孝天皇 (こうこうてんのう)

原文

君がため 春の野に出でて 若菜つむ、我が衣手に 雪はふりつつ
(きみがため はるののにいでて わかなつむ、わがころもでに ゆきはふりつつ)

現代語訳

あなたのために、春の野に出て若菜を摘んでいる私の袖に、雪が降りかかってきております。

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(16) 中納言行平 (ちゅうなごんゆきひら)

原文

立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる、まつとし聞かば 今帰り来む
(たちわかれ いなばのやまの みねにおふ(う)る、まつとしきかば いまかへ(え)りこむ(ん))

現代語訳

出立しお別れして、去って行ったならば、そこはもう因幡の国です。その因幡山の峰に生えている松ではないけれど、「私を待っている」と聞いたならば、今すぐにも帰ってまいりましょう。

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(17) 在原業平朝臣 (ありわらのなりひらあそん)

原文

ちはやぶる 神代もきかず 龍田川、からくれなゐに 水くくるとは
(ちはやぶる かみよもきかず たつたがは(わ)、からくれなゐ(い)に みづくくるとは)

現代語訳

神代の昔にも聞いたことがない。竜田川の水の流れを深紅にくくり染めにするとは。

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(18) 藤原敏行朝臣 (ふじわらのとしゆきあそん)

原文

住の江の 岸による波 よるさへや、夢の通ひ路 人目よくらむ
(すみのえの きしによるなみ よるさへ(え)や、ゆめのかよひ(い)ぢ ひとめよくらむ(ん))

現代語訳

住の江の岸によせる波ではないけれど、昼だけでなく夜までも、どうしてあの人は夢の中の通い路で人目を避けているのだろうか。

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(19) 伊勢 (いせ)

原文

難波潟 みじかき葦の ふしの間も、あはでこの世を 過ぐしてよとや
(なには(わ)がた みじかきあしの ふしのまも、あは(わ)でこのよを すぐしてよとや)

現代語訳

難波潟に生えている葦の、その短い節と節の間のように短い間も、あなたに逢わずにこの世を過ごせと言うのでしょうか。

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(20) 元良親王 (もとよししんのう)

原文

わびぬれば 今はた同じ 難波なる、みをつくしても 逢はむとぞ思ふ
(わびぬれば いまはたおなじ なには(わ)なる、みをつくしても あは(わ)む(ん)とぞおもふ(う))

現代語訳

嘆いているので、今となってはやはり同じことだ。難波にある澪標ではないけれど、この身をほろぼしても逢おうと思うのだ。

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(21) 素性法師 (そせいほうし)

原文

今来むと いひしばかりに 長月の、有明の月を 待ち出でつるかな
(いまこむと いひしばかりに ながつきの、ありあけのつきを まちいでつるかな)

現代語訳

あなたが「今行きます」と言ったばかりに、九月の長い夜の、有明の月が出るまで、私はあなたが来るのか来ないのか考えながら、お待ちしてしまったことだ。

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(22) 文屋康秀 (ふんやのやすひで)

原文

吹くからに 秋の草木の しをるれば、むべ山風を あらしといふらむ
(ふくからに あきのくさきの しをるれば、むべやまかぜを あらしといふらむ)

現代語訳

ちょっと風が吹くだけで秋の草木がぐったりするので、なるほど、それで山から吹く風を「嵐」と言うのだろう。

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(23) 大江千里 (おおえのちさと)

原文

月見れば ちぢにものこそ 悲しけれ、わが身ひとつの 秋にはあらねど
(つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ、わがみひとつの あきにはあらねど)

現代語訳

月を見ると、心がさまざまに乱れて悲しいことだ。私ひとりだけの秋ではないのだが。

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(24) 菅家 (かんけ)

原文

このたびは 幣も取りあへず 手向山、紅葉のにしき 神のまにまに
(このたびは ぬさもとりあへず たむけやま、もみぢのにしき かみのまにまに)

現代語訳

今回の旅は幣の用意もできませんでした。手向山の色とりどりの紅葉の葉を幣として差し上げますので、神のお心に従ってお受け取りください。

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(25) 三条右大臣 (さんじょうのうだいじん)

原文

名にしおはば 逢坂山の さねかづら、人に知られで くるよしもがな
(なにしおはば あふさかやまの さねかづら、ひとにしられで くるよしもがな)

現代語訳

「逢(あ)って寝る」という名を持っているならば、逢坂山のさねかずらよ、人に知られずにあなたのところに来ることができたらなあ。

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百人一首の意味:歌番号26~50

小倉百人一首一覧:歌番号26~50

(26) 貞信公 (ていしんこう)

原文

小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば、今ひとたびの みゆき待たなむ
(をぐらやま みねのもみぢば こころあらば、いまひとたびの みゆきまたなむ)

現代語訳

小倉山の峰のもみじ葉よ、もし心があるならば、もう一度天皇のおでましがあるまで散らずに待っていてほしいものだ。

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(27) 中納言兼輔 (ちゅうなごんかねすけ)

原文

みかの原 わきて流るる いづみ川、いつみきとてか 恋しかるらむ
(みかのはら わきてながるる いづみがは、いつみきとてか こひしかるらむ)

現代語訳

「甕(みか)」という名をもつ「みかの原」に湧いて流れる泉川の、その「いつみ」ではないけれど、いつ見たということから、これほどまで恋しいのだろうか。

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(28) 源宗于朝臣 (みなもとのむねゆきあそん)

原文

山里は 冬ぞさびしさ まさりける、人めも草も かれぬと思へば
(やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける、ひとめもくさも かれぬとおもへば)

現代語訳

山里は、冬が特にさびしさのまさって感じられることだ。人の訪れも途絶えて、草木も枯れてしまうから。

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(29) 凡河内躬恒 (おおしこうちのみつね)

原文

心あてに 折らばや折らむ 初霜の、おきまどはせる 白菊の花
(こころあてに をらばやをらむ はつしもの、おきまどはせる しらぎくのはな)

現代語訳

当て推量に、もし折るならば折ろうか。初霜が置いて区別できなくなっている白菊の花を。

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(30) 壬生忠岑 (みぶのただみね)

原文

有明の つれなく見えし 別れより、暁ばかり うきものはなし
(ありあけの つれなくみえし わかれより、あかつきばかり うきものはなし)

現代語訳

月が空に残っているうちに夜明けになったその頃に、つめたく見えたあなたとの無情な別れ以来、暁ほどつらいものはない。

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(31) 坂上是則 (さかのうえのこれのり)

原文

朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに、吉野の里に ふれる白雪
(あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに、よしののさとに ふれるしらゆき)

現代語訳

夜がほんのりと明けて、物がほのかに見える頃、有り明けの月と思われるほどに、吉野の里に降った白雪である。

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(32) 春道列樹 (はるみちのつらき)

原文

山川に 風のかけたる しがらみは、流れもあへぬ もみぢなりけり
(やまがはに かぜのかけたる しがらみは、ながれもあへぬ もみぢなりけり)

現代語訳

山を流れる川に風が架けている柵と見えたのは、流れきらずにいる紅葉の葉であった。

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(33) 紀友則 (きのとものり)

原文

ひさかたの 光のどけき 春の日に、しづ心なく 花の散るらむ
(ひさかたの ひかりのどけき はるのひに、しづごころなく はなのちるらむ)

現代語訳

日の光がやわらかな春の日に、なぜ落ち着いた心もなく桜の花は散るのだろう。

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(34) 藤原興風 (ふじわらのおきかぜ)

原文

誰をかも 知る人にせむ 高砂の、松もむかしの 友ならなくに
(たれをかも しるひとにせむ たかさごの、まつもむかしの ともならなくに)

現代語訳

いったい誰を本当の友人にしようか。あの高砂の松も古いとはいえ、昔からの私の友人というわけではないのだ。

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(35) 紀貫之 (きのつらゆき)

原文

人はいさ 心も知らず ふるさとは、花ぞむかしの 香ににほひける
(ひとはいさ こころもしらず ふるさとは、はなぞむかしの かににほひける)

現代語訳

人のほうは、心が変わったのか、さあ分かりません。昔なじみのこの里では、花が昔の通りの香りで匂っていることです。

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(36) 清原深養父 (きよはらのふかやぶ)

原文

夏の夜は まだよひながら 明けぬるを、雲のいづこに 月やどるらむ
(なつのよは まだよひながら あけぬるを、くものいづこに つきやどるらむ)

現代語訳

夏の夜は、まだ宵でありながら明けてしまうが、(西の空に沈むひまなどないはずだから)いったい雲のどのあたりに、月は宿をとっているのだろうか。

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(37) 文屋朝康 (ふんやのあさやす)

原文

白露に 風の吹きしく 秋の野は、つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
(しらつゆに かぜのふきしく あきののは、つらぬきとめぬ たまぞちりける)

現代語訳

白露に風がしきりに吹きつける秋の野は、まるで糸に貫きとめない玉を散らしたようだ。

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(38) 右近 (うこん)

原文

忘らるる 身をば思はず 誓ひてし、人の命の 惜しくもあるかな
(わすらるる みをばおもはず ちかひてし、ひとのいのちの をしくもあるかな)

現代語訳

あなたに忘れられる我が身のことは何ともおもわないが、心変わりしないと誓ったあなたの命が、誓いを破った罰で失われることがもったいなくも思われることだ。

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(39) 参議等 (さんぎひとし)

原文

浅茅生の をののしの原 しのぶれど、あまりてなどか 人の恋しき
(あさぢふの をののしのはら しのぶれど、あまりてなどか ひとのこひしき)

現代語訳

浅茅の生えている野原の篠原よ、その「しの」ではないが、いくら耐えしのんでも、こらえきれないほど、どうしてあなたが恋しいのか。

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(40) 平兼盛 (たいらのかねもり)

原文

しのぶれど 色に出でにけり わが恋は、ものや思ふと 人の問ふまで
(しのぶれど いろにいでにけり わがこひは、ものやおもふと ひとのとふまで)

現代語訳

隠しても顔色に出てしまった、私の恋は。「物思いをしているのか」と人が尋ねるほどに。

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(41) 壬生忠見 (みぶのただみ)

原文

恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり、人知れずこそ 思ひそめしか
(こひすてふ わがなはまだき たちにけり、ひとしれずこそ おもひそめしか)

現代語訳

「恋をしている」という私の評判は早くも立ってしまった。人知れず心ひそかに思い初めたのに。

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(42) 清原元輔 (きよはらのもとすけ)

原文

契りきな かたみに袖を しぼりつつ、末の松山 波こさじとは
(ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ、すゑのまつやま なみこさじとは)

現代語訳

心変わりすることはあるまいと、あなたと約束いたしましたのに。お互いに涙で濡れた袖をしぼりながら、「末の松山を波が越えることはあるまい」と。

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(43) 権中納言敦忠 (ごんちゅうなごんあつただ)

原文

逢ひ見ての 後の心に くらぶれば、昔はものを 思はざりけり
(あひみての のちのこころに くらぶれば、むかしはものを おもはざりけり)

現代語訳

あなたにお逢いして契りを結んでから後の、恋しい心に比べると、それ以前は何の物思いもしなかったと同じことだ。

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(44) 中納言朝忠 (ちゅうなごんあさただ)

原文

逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに、人をも身をも うらみざらまし
(あふことの たえてしなくは なかなかに、ひとをもみをも うらみざらまし)

現代語訳

逢うということがまったく期待できないならば、もうあきらめてしまって、そうすればかえって、相手の無情さも自分の不運さも、恨むことがないだろうに。

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(45) 謙徳公 (けんとくこう)

原文

あはれとも いふべき人は 思ほえで、身のいたづらに なりぬべきかな
(あはれとも いふべきひとは おもほえで、みのいたづらに なりぬべきかな)

現代語訳

たとえ恋焦がれて死んだとしても、私を「ああ、かわいそうだ」と言ってくれそうな人は思い浮かばず、きっと私はむなしく死んでしまうのだろうな。

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(46) 曽祢好忠 (そねのよしただ)

原文

由良のとを わたる舟人 かぢをたえ、ゆくへも知らぬ 恋の道かな
(ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ、ゆくへもしらぬ こひのみちかな)

現代語訳

由良の水路を漕いで渡る舟人がかじを失って困りはてるように、たよりとする人を失って行方もわからない恋の道であることだ。

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(47) 恵慶法師 (えぎょうほうし)

原文

八重むぐら しげれる宿の さびしきに、人こそ見えね 秋は来にけり
(やへむぐら しげれるやどの さびしきに、ひとこそみえね あきはきにけり)

現代語訳

たくさんの雑草が生えている宿で、荒れはてているように感じられる宿に、人は見えないが、秋はやってきたのだ。

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(48) 源重之 (みなもとのしげゆき)

原文

風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ、砕けてものを 思ふころかな
(かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ、くだけてものを おもふころかな)

現代語訳

風が強いので、岩は全く動じずに、岩にぶつかる波だけがくだけちるように、あなたは全く心を動かさずに自分だけが、心もくだけるばかりに胸のうちで思いにふけるこのごろであるよ。

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(49) 大中臣能宣朝臣 (おおなかとみのよしのぶあそん)

原文

みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ、昼は消えつつ ものをこそ思へ
(みかきもり ゑじのたくひの よるはもえ、ひるはきえつつ ものをこそおもへ)

現代語訳

内裏(だいり)の御垣守(みかきもり)である衛士の焚く火のように、夜は恋の思いに燃えて、昼は心も消え入りそうになって、毎日のように思いわずらっていることだ。

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(50) 藤原義孝 (ふじわらのよしたか)

原文

君がため 惜しからざりし 命さへ、ながくもがなと 思ひけるかな
(きみがため をしからざりし いのちさへ、ながくもがなと おもひけるかな)

現代語訳

あなたに逢うために、惜しくはないと思った命までも、こうしてお逢いできたあとは、長く生きていたいと思われることです。

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百人一首の意味:歌番号51~75

小倉百人一首一覧:歌番号51~75

(51) 藤原実方朝臣 (ふじわらのさねかたあそん)

原文

かくとだに えやは伊吹の さしも草、さしも知らじな 燃ゆる思ひを
(かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ、さしもしらじな もゆるおもひを)

現代語訳

「わたしはこのように恋をしている」とだけでも言うことができないので、伊吹山のさしも草ではないけれど、これほど燃えているわたしの思いを、あなたは知らないでしょうね。

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(52) 藤原道信朝臣 (ふじわらのみちのぶあそん)

原文

明けぬれば 暮るるものとは 知りながら、なほ恨めしき 朝ぼらけかな
(あけぬれば くるるものとは しりながら、なほうらめしき あさぼらけかな)

現代語訳

「夜が明けるといつも日が暮れて、そして、あなたに逢えるのだ」とは知っていながら、やはり恨めしいのは(恋人と別れる時間の)夜が明ける頃であるよ。

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(53) 右大将道綱母 (うだいしょうみちつなのはは)

原文

嘆きつつ ひとりぬる夜の 明くる間は、いかに久しき ものとかは知る
(なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは、いかにひさしき ものとかはしる)

現代語訳

あなたが来ないのを嘆きながら、一人で寝る夜が明けるまでの間は、どれほど長いものなのか、あなたは知っているだろうか、いや、知らないだろう。

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(54) 儀同三司母 (ぎどうさんしのはは)

原文

忘れじの 行く末までは かたければ、今日をかぎりの 命ともがな
(わすれじの ゆくすゑまでは かたければ、けふをかぎりの いのちともがな)

現代語訳

あなたが私を忘れまいとおっしゃる、その遠い将来のことまでは、頼みにしがたいことなので、こうしてお逢いしている今日かぎりの命であってほしいものです。

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(55) 大納言公任 (だいなごんきんとう)

原文

滝の音は 絶えて久しく なりぬれど、名こそ流れて なほ聞こえけれ
(たきのおとは たえてひさしく なりぬれど、なこそながれて なほきこえけれ)

現代語訳

滝の流れ落ちる音は、聞えなくなってから長い時間が経ったが、その評判は世間に流れて今も知られている。

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(56) 和泉式部 (いずみしきぶ)

原文

あらざらむ この世のほかの 思ひ出に、今ひとたびの 逢ふこともがな
(あらざらむ このよのほかの おもひでに、いまひとたびの あふこともがな)

現代語訳

この世からいなくなってしまうので、思い出にもう一度あなたにお逢いしたいのです。

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(57) 紫式部 (むらさきしきぶ)

原文

巡りあひて 見しやそれとも わかぬ間に、雲がくれにし 夜半の月かな
(めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに、くもがくれにし よはのつきかな)

現代語訳

久々に再会して、昔見た面影かどうかも見分けがつかない間に、雲にかくれた夜の月ではないけれど、帰ってしまったあの人よ。

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(58) 大弐三位 (だいにのさんみ)

原文

有馬山 猪名の笹原 風吹けば、いでそよ人を 忘れやはする
(ありまやま ゐなのささはら かぜふけば、いでそよひとを わすれやはする)

現代語訳

有馬山にほど近い猪名の笹原に風が吹くと、笹の葉がそよそよと音をたてるように、さあ、そうですよ、あなたのことを忘れることがありましょうか、いや、けっして忘れません。

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(59) 赤染衛門 (あかぞめえもん)

原文

やすらはで 寝なましものを 小夜ふけて、かたぶくまでの 月を見しかな
(やすらはで ねなましものを さよふけて、かたぶくまでの つきをみしかな)

現代語訳

あなたが来ないと知っていたら、ためらわずに寝てしまったのですが、あなたをお待ちして、夜が更けて西の空にかたむくほどの月を見てしまったことです。

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(60) 小式部内侍 (こしきぶのないし)

原文

大江山 いくのの道の 遠ければ、まだふみも見ず 天の橋立
(おほえやま いくののみちの とほければ、まだふみもみず あまのはしだて)

現代語訳

大江山を越え、生野を通って行く道のりが遠いので、母の和泉式部がいる天橋立へ行ったことはまだありませんし、母からの手紙をまだ見ておりません。

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(61) 伊勢大輔 (いせのたいふ)

原文

いにしへの 奈良の都の 八重桜、今日九重に 匂ひぬるかな
(いにしへの ならのみやこの やへざくら、けふここのへに にほひぬるかな)

現代語訳

昔の奈良の都に咲いた八重桜が、今日はこの宮中に美しく咲いたことだ。

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(62) 清少納言 (せいしょうなごん)

原文

夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも、よに逢坂の 関は許さじ
(よをこめて とりのそらねは はかるとも、よにあふさかの せきはゆるさじ)

現代語訳

夜が深いうちに、鶏の鳴きまねをしてだまそうとしても、函谷関で通行が許されたのとは異なって、私があなたと逢うという、その逢坂の関は、決してお通りになれますまい。

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(63) 左京大夫道雅 (さきょうのだいぶみちまさ)

原文

今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを、人づてならで 言ふよしもがな
(いまはただ おもひたえなむ とばかりを、ひとづてならで いふよしもがな)

現代語訳

逢っていただけない今となっては、「あなたに対する思いもきっと途切れさせてしまいましょう」とだけ、人づてではなく、直接お目にかかって言う方法があればなあ。

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(64) 権中納言定頼 (ごんちゅうなごんさだより)

原文

朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに、あらはれわたる 瀬々の網代木
(あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに、あらはれわたる せぜのあじろぎ)

現代語訳

夜がほんのりと明けて、物がほのかに見える頃、宇治川にたちこめた霧の切れ間切れ間から、一面にあらわれる浅瀬のあちらこちらの網代であるよ。

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(65) 相模 (さがみ)

原文

恨みわび ほさぬ袖だに あるものを、恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ
(うらみわび ほさぬそでだに あるものを、こひにくちなむ なこそをしけれ)

現代語訳

うらみにうらんで、もはやうらむ気力すら失って、涙でかわくひまもない袖さえくちおしく思われるのに、恋の評判のためにきっと朽ちてしまうであろう私の名がもったいないことだ。

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(66) 前大僧正行尊 (さきのだいそうじょうぎょうそん)

原文

もろともに あはれと思へ 山桜、花よりほかに 知る人もなし
(もろともに あはれとおもへ やまざくら、はなよりほかに しるひともなし)

現代語訳

私が花をなつかしく思うように、私をなつかしく思ってくれ、山桜よ。花以外に私の心を理解する人はいないのだ。

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(67) 周防内侍 (すおうのないし)

原文

春の夜の 夢ばかりなる 手枕に、かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
(はるのよの ゆめばかりなる たまくらに、かひなくたたむ なこそをしけれ)

現代語訳

春の夜の夢のようにはかないものとして、あなたの腕を枕にお借りすることによって、つまらなくも知れわたるような我が浮名(うきな)がもったいなく思われることです。

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(68) 三条院 (さんじょういん)

原文

心にも あらでうき世に ながらへば、恋しかるべき 夜半の月かな
(こころにも あらでうきよに ながらへば、こひしかるべき よはのつきかな)

現代語訳

本心とはちがって、このつらい世の中に生きながらえていたならば、今夜のこの月が、きっと恋しく思い出されるだろうなあ。

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(69) 能因法師 (のういんほうし)

原文

あらし吹く 三室の山の もみぢ葉は、龍田の川の にしきなりけり
(あらしふく みむろのやまの もみぢばは、たつたのかはの にしきなりけり)

現代語訳

嵐が吹いて三室の山の紅葉の葉は散って、竜田川の水の流れは錦のように彩られている。

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(70) 良暹法師 (りょうぜんほうし)

原文

さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば、いづこもおなじ 秋の夕暮れ
(さびしさに やどをたちいでて ながむれば、いづこもおなじ あきのゆふぐれ)

現代語訳

さびしさのために、住まいを出て、あたりをながめると、どこも同じようにわびしい秋の夕暮れであるよ。

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(71) 大納言経信 (だいなごんつねのぶ)

原文

夕されば 門田の稲葉 おとづれて、葦のまろやに 秋風ぞ吹く
(ゆふされば かどたのいなば おとづれて、あしのまろやに あきかぜぞふく)

現代語訳

夕方になると、門前の田の稲の葉に音を立てさせ、葦の仮小屋に秋風が吹いてくるのだ。

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(72) 祐子内親王家紀伊 (ゆうしないしんのうけのきい)

原文

音に聞く 高師の浜の あだ波は、かけじや袖の 濡れもこそすれ
(おとにきく たかしのはまの あだなみは、かけじやそでの ぬれもこそすれ)

現代語訳

評判の高い高師の浜のいたずらに立ち騒ぐ波ではないけれど、浮気者のあなたを心に掛けることはいたしません。涙で袖を濡らすことになるといけないから。

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(73) 権中納言匡房 (ごんちゅうなごんまさふさ)

原文

高砂の 尾の上の桜 咲きにけり、外山の霞 たたずもあらなむ
(たかさごの をのへのさくら さきにけり、とやまのかすみ たたずもあらなむ)

現代語訳

小高い山の上に桜が咲いたことだ。まわりの人里に近い山々の霞は、どうか立たないでいてほしいものだ。

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(74) 源俊頼朝臣 (みなもとのとしよりあそん)

原文

うかりける 人を初瀬の 山おろしよ、はげしかれとは 祈らぬものを
(うかりける ひとをはつせの やまおろしよ、はげしかれとは いのらぬものを)

現代語訳

つれなくなった人を、初瀬の山おろしよ、その風がはげしく吹きつけるようにあの人がますますつれない態度をとるようにとは、祈らなかったのだが。

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(75) 藤原基俊 (ふじわらのもととし)

原文

契りおきし させもが露を 命にて、あはれ今年の 秋もいぬめり
(ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて、あはれことしの あきもいぬめり)

現代語訳

お約束くださったお言葉、させも草の露のようにはかない言葉をたよりに、命長らえましたが、ああ今年の秋も去って行くようです。

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百人一首の意味:歌番号76~100

小倉百人一首一覧:歌番号76~100

(76) 法性寺入道前関白太政大臣 (ほっしょうじにゅうどうさきのかんぱくだいじょうだいじん)

原文

わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの、雲居にまがふ 沖つ白波
(わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの、くもゐにまがふ おきつしらなみ)

現代語訳

広々とした海に舟を漕ぎだして見ると、雲と見分けのつかない沖の白波であることだ。

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(77) 崇徳院 (すとくいん)

原文

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の、われても末に 逢はむとぞ思ふ
(せをはやみ いはにせかるる たきがはの、われてもすゑに あはむとぞおもふ)

現代語訳

川の浅い所は流れが速いので、岩にせき止められる急流が二つに分かれても最後には一つになるように、いつかは一緒になろうと思うのだ。

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(78) 源兼昌 (みなもとのかねまさ)

原文

淡路島 通ふ千鳥の 鳴く声に、幾夜ねざめぬ 須磨の関守
(あはぢしま かよふちどりの なくこゑに、いくよねざめぬ すまのせきもり)

現代語訳

淡路島からわたってくる千鳥の鳴く声に、幾晩目を覚ましたことか、須磨の関所の番人よ。

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(79) 左京大夫顕輔 (さきょうのだいぶあきすけ)

原文

秋風に たなびく雲の 絶え間より、もれ出づる月の 影のさやけさ
(あきかぜに たなびくくもの たえまより、もれいづるつきの かげのさやけさ)

現代語訳

秋風に吹かれてたなびく雲の切れ間から漏れ出る月の光がはっきりとしている。

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(80) 待賢門院堀河 (たいけんもんいんのほりかわ)

原文

ながからむ 心も知らず 黒髪の、乱れて今朝は ものをこそ思へ
(ながからむ こころもしらず くろかみの、みだれてけさは ものをこそおもへ)

現代語訳

私に対するお心が長く続くかもわからず、お逢いして別れた今朝の私の心は、黒髪のように乱れて思い悩むことです。

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(81) 後徳大寺左大臣 (ごとくだいじのさだいじん)

原文

ほととぎす 鳴きつるかたを 眺むれば、ただ有明の 月ぞ残れる
(ほととぎす なきつるかたを ながむれば、ただありあけの つきぞのこれる)

現代語訳

ほととぎすが鳴いた方角に目を向けると、ただ夜明けの月だけが空に残っていることだ。

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(82) 道因法師 (どういんほうし)

原文

思ひわび さても命は あるものを、憂きに堪へぬは 涙なりけり
(おもひわび さてもいのちは あるものを、うきにたへぬは なみだなりけり)

現代語訳

つれない恋人を思いつづけて、もはや物思いにふける気力すら失っても、それでも命はあるのだが、つらさにこらえきれないのは涙で、たえずこぼれ落ちつづけることだ。

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(83) 皇太后宮大夫俊成 (こうたいごうぐうのだいぶしゅんぜい)

原文

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る、山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
(よのなかよ みちこそなけれ おもひいる、やまのおくにも しかぞなくなる)

現代語訳

世の中よ、ここにはつらいことから逃れられるような道などないのだ。思いつめて入った山の奥にも、鹿が物悲しく鳴いているのが聞こえる。

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(84) 藤原清輔朝臣 (ふじわらのきよすけあそん)

原文

ながらへば またこの頃や しのばれむ、憂しと見し世ぞ 今は恋しき
(ながらへば またこのごろや しのばれむ、うしとみしよぞ いまはこひしき)

現代語訳

生き長らえたら、やはり今この時が思い出されるのだろうか。つらいと思った世の中も、今ではなつかしく思われるのだから。

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(85) 俊恵法師 (しゅんえほうし)

原文

夜もすがら もの思ふ頃は 明けやらで、ねやのひまさへ つれなかりけり
(よもすがら ものおもふころは あけやらで、ねやのひまさへ つれなかりけり)

現代語訳

一晩中、胸のうちでつれない人を思いつづけるころは、「早く朝になってほしい」と思うけれど明けきらずに、恋人だけでなく、なかなか白んでこない寝室の戸のすきままでもが、無情に思われることだ。

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(86) 西行法師 (さいぎょうほうし)

原文

なげけとて 月やは物を 思はする、かこち顔なる わが涙かな
(なげけとて つきやはものを おもはする、かこちがほなる わがなみだかな)

現代語訳

「嘆け」と言って、月は私に物思いをさせるのか、いや、そうではない。つれない恋人のせいだ。それなのに月のせいにして、うらめしそうな顔つきで流れ落ちる私の涙であることだ。

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(87) 寂蓮法師 (じゃくれんほうし)

原文

むらさめの 露もまだひぬ まきの葉に、霧たちのぼる 秋の夕暮れ
(むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに、きりたちのぼる あきのゆふぐれ)

現代語訳

にわか雨の露も、まだかわかない真木の葉のあたりに、霧が立ちのぼる秋の夕暮れだ。

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(88) 皇嘉門院別当 (こうかもんいんのべっとう)

原文

難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ、みをつくしてや 恋ひわたるべき
(なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ、みをつくしてや こひわたるべき)

現代語訳

難波に生えている葦(あし)の、その刈り根の一節(ひとよ)のように短い一夜をともに過ごしたせいで、澪標(みおつくし)ではないけれど、この身をささげつくして恋をしつづけなければならないのだろうか。

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(89) 式子内親王 (しょくしないしんのう)

原文

玉の緒よ 絶えなば絶えね 長らへば、忍ぶることの 弱りもぞする
(たまのをよ たえなばたえね ながらへば、しのぶることの よわりもぞする)

現代語訳

私の命よ、絶えてしまうならば絶えてしまえ。生き長らえていたら、胸の内に秘める力が弱まって、秘めていられなくなってしまうと困るから。

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(90) 殷富門院大輔 (いんぷもんいんのたいふ)

原文

見せばやな 雄島のあまの 袖だにも、濡れにぞ濡れし 色は変はらず
(みせばやな をじまのあまの そでだにも、ぬれにぞぬれし いろはかはらず)

現代語訳

あなたにお見せしたいものだ。雄島の海人の袖さえ、いくら濡れても色は変わらない。それなのに、血の涙に濡れて色が変わってしまった私の袖を。

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(91) 後京極摂政前太政大臣 (ごきょうごくせっしょうさきのだいじょうだいじん)

原文

きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに、衣かたしき ひとりかも寝む
(きりぎりす なくやしもよの さむしろに、ころもかたしき ひとりかもねむ)

現代語訳

こおろぎが鳴く霜の降りる寒い夜の、むしろの上に自分の片袖だけ敷いて、私はただひとり寝るのだろうか。

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(92) 二条院讃岐 (にじょういんのさぬき)

原文

わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の、人こそ知らね かわく間もなし
(わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの、ひとこそしらね かわくまもなし)

現代語訳

私の袖は、干潮の時でも見えない沖の石のように、人は知らないが、涙にぬれてかわくひまもない。

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(93) 鎌倉右大臣 (かまくらのうだいじん)

原文

世の中は 常にもがもな 渚こぐ、あまの小舟の 綱手かなしも
(よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ、あまのをぶねの つなでかなしも)

現代語訳

世の中は変わらないものであってほしい。なぎさを漕ぐ漁師が小舟を綱でひいていく様子が悲しく感じられる。

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(94) 参議雅経 (さんぎまさつね)

原文

み吉野の 山の秋風 小夜ふけて、ふるさと寒く 衣うつなり
(みよしのの やまのあきかぜ さよふけて、ふるさとさむく ころもうつなり)

現代語訳

吉野山の秋風が夜ふけに吹き、古都、吉野には寒々ときぬたを打つ音が聞こえる。

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(95) 前大僧正慈円 (さきのだいそうじょうじえん)

原文

おほけなく うき世の民に おほふかな、わがたつ杣に すみぞめの袖
(おほけなく うきよのたみに おほふかな、わがたつそまに すみぞめのそで)

現代語訳

身のほど知らずであるが、つらい世の中の人々を覆うのだ。比叡山に住みはじめてから着ている僧衣の袖を。

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(96) 入道前太政大臣 (にゅうどうさきのだいじょうだいじん)

原文

花さそふ あらしの庭の 雪ならで、ふりゆくものは 我が身なりけり
(はなさそふ あらしのにはの ゆきならで、ふりゆくものは わがみなりけり)

現代語訳

花を誘って散らせる強風が吹く庭に、積もっている雪のような花びらではなく、老いていくのは私の身であることだ。

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(97) 権中納言定家 (ごんちゅうなごんていか)

原文

来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに、焼くや藻塩の 身もこがれつつ
(こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに、やくやもしほの みもこがれつつ)

現代語訳

いつまで経っても来ない恋人を待っております。松帆の浦の風がやんだ夕方、その時に焼く藻塩のように、私の身も恋い焦がれながら。

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(98) 従二位家隆 (じゅにいいえたか)

原文

風そよぐ ならの小川の 夕暮れは、みそぎぞ夏の しるしなりける
(かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは、みそぎぞなつの しるしなりける)

現代語訳

風が吹いてそよそよと楢(なら)の葉が鳴る、楢の小川(上賀茂神社の小川)の夕暮れは涼しくて、夏を忘れるほどだけれど、みそぎが行われているのが夏の証拠であることだ。

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(99) 後鳥羽院 (ごとばいん)

原文

人も惜し 人も恨めし あぢきなく、世を思ふゆゑに もの思ふ身は
(ひともをし ひともうらめし あぢきなく、よをおもふゆゑに ものおもふみは)

現代語訳

どうにもならないと世の中を思うために、あれこれと物思いにふける私にとっては、人がいとしくも、うらめしくも思われる。

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(100) 順徳院 (じゅんとくいん)

原文

百敷や 古き軒端の しのぶにも、なほあまりある 昔なりけり
(ももしきや ふるきのきばの しのぶにも、なほあまりある むかしなりけり)

現代語訳

宮中の古い軒端に生えている忍ぶ草ではないけれど、やはり偲びつくせないほど慕わしく思われる昔であることだ。

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作者一覧 六歌仙 三十六歌仙
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あきぜに ぎりす はるぎて
あきたの こころてに はるよの
ぬれば こころ かたの
あさふの ひとを ひといさ
あさぼらけ たびは ひとをし
あさぼらけ すてふ くからに
ひきの やこの ととぎす
あはしま びしさに みかもり
あはとも ぶれど みかはら
みての つゆに ばやな
あふとの みのえの のくの
あまかぜ をはやみ しのの
あまはら さごの らさめの
あららむ のおとは ぐりあひて
あらふく のうらに しきや
ありけの わかれ ともに
ありやま のをよ らはで
しへの をかも むぐら
いまむと ちぎりきし やまはに
いまただ ちぎり やまとは
りける やぶる されば
みわび みれば のとを
やまに ばねの よのなか
にきく ながらむ よのなか
おほやま ながへば すがら
おほなく なげつつ こめて
ひわび なげとて わがほは
とだに のよは わがでは
さぎの なにおはば わするる
かぜよぐ なには わすじの
かぜいたみ なには わたのはら
きみがため はなそふ わたのはら
きみがため はないろは ぬれば
らやま

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  1. 匿名 より:

    江戸かなを学びはじめたばかりです。
    百人一首の記事は、各くずし字の字母が載っているので、大変、有り難く拝見させていただいています。
    失礼とは存じますが、掲載の字母についてですが、(5) 猿丸大夫の歌の“声聞くときぞ”の“ぞ”の字母が
    “曽”とありますが、“楚”のくずし字のように見えますが、間違えていたら申し訳ございません。
    ご参考まで申し上げました。御免下さいませ。

    • 本田 より:

      返信が遅れてしまい、申し訳ございません。こちらの手違いでコメントがゴミ箱フォルダに入っておりました。

      ご指摘の通り、5番歌の「声聞くときぞ」の「ぞ」の字母は、「曽」ではなく「楚」です。謹んで、添付の画像を訂正いたしました。

      他にお気づきの点がありましたら、お気軽にご指摘くださいますよう、何卒お願い申し上げます。この度はご指摘いただき、ありがとうございました。

  2. つつみ より:

    はじめまして。百人一首を検索して訪れました。
    意味、文法、分類、変体仮名まで至れり尽くせりで素晴らしい! すっかり感激し、学習意欲が湧いてきました。これから度々利用させていただきます。

    • 本田 より:

      コメントありがとうございます。お役立ていただき嬉しいです。

      今後も古文やくずし字に関する記事を更新する予定ですので、ぜひお気軽にご覧ください。

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運営者 : honda
都内の私立大学 文学部国文学専攻出身
お菓子メーカー勤務のサラリーマン
趣味は歌舞伎鑑賞(2012年~)
歌舞伎の観客のすそ野を広げるには古典教育から見直す必要があると考えているので、このブログで古文にまつわる情報を発信しております。


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