歌舞伎座で観劇する時にぴったりのおやつが「めでたい焼き」です。この鯛焼きの特徴は、中に紅白2つの白玉団子が入っていることです。サクサクの皮に加え、モチモチの白玉の食感も楽しむことができます。毎回、売り切れになるほど人気のある鯛焼きの買い方や注意点をご紹介します。
目次
歌舞伎座の名物「めでたい焼き」の売り場
歌舞伎座の3階西側には劇場内限定で買える鯛焼き、「めでたい焼き」の売店があります。この鯛焼きは開演前や幕間(※まくあい。休憩時間のこと)に買うことができます。1個250円(税込)です。予約は5個入りから可能です。
鯛焼きを買う方法
開場とともに三階へ
私が観劇したのは平日夜の部。16時の開場とともに3階へ向かいました。お店の前にやってくると、鯛焼きの良い香りがあたりに漂っています。この日、夜の部開演前に販売する鯛焼きの数は約50個。私が二つの鯛焼きを買った数分後、16:15頃には完売しました。すると、店頭に「只今の幕間 売切」の札がかけられ、後から買いに来た方は残念そうにしていました。
この幕間で買いそびれた場合は次の幕間まで待たなくてはならないのですが、確実に手に入れたい場合はここで予約しておくと良いと思います。ただし、予約するには5個まとめて注文しなければならないので注意が必要です。劇場内で食べきれない分はお土産として持ち帰りましょう。トースターで温めれば焼きたての食感を自宅でも再現することができますよ。
めでたい焼き購入の注意点
一幕見席チケットでは買えない
めでたい焼きを買えるのは基本的に歌舞伎座3階のみです。一幕見席のチケットで入れるのは歌舞伎座4階のみなので、めでたい焼きを買いに行くことはできません。
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電話による予約はできない
観劇前日に電話して鯛焼きを予約しておく、ということはできません。歌舞伎座サービス株式会社(℡:03-3545-6572)に問い合わせましたが、電話による鯛焼きの予約は行っていないということなので、めでたい焼きを買いたい場合は観劇当日に劇場内の売り場へ向かいましょう。
めでたい焼きの中身
めでたい焼きをさばいて中を見てみましょう。
甘さ控えめのつぶあんのあんこが尻尾までぎっしり詰まっています。
皮は薄めで、サクサクとした食感を楽しめます。紅白2つの白玉はモチモチ。食感の変化を楽しめますね。
めでたい焼きの買い方まとめ
歌舞伎座のめでたい焼きを確実に手に入れる方法は、開場とともに3階へ向かうことです。人気のおやつなので早く買いに行かないと売り切れてしまいます。鯛焼きをどうしても買いたい場合は、ほかの売店を見るのは後まわしにして、真っ先に3階へ行きましょう。3階へはエレベーターを使って行くこともできますよ。