歌舞伎座には観劇チケットがなくても入れる場所があります。地下2階の「木挽町広場(こびきちょうひろば)」でお土産を探したり、アイスクリームやきんつばなどのお菓子を楽しんだりすることができます。また、歌舞伎座タワー5階には庭園やカフェもあるので、銀座観光でちょっと時間が余った時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
歌舞伎座の地下2階「木挽町広場」は東銀座駅直結
木挽町広場は地下鉄東銀座駅に直結しています。
駅から木挽町広場にやってくると、まず弁当屋が目に入ります。観劇の際はこちらでお弁当を買う方も多いです。
さらに進むと、広場の中央に様々なお店が並んでいるのが見えます。
左を見るとタリーズコーヒー歌舞伎座店が目に入ります。
一方、右の方にはチケット販売窓口があります。また、その奥には発券機もあるので、インターネットでチケットを買った方はこちらで発券できます。(※歌舞伎座のチケットを買う時のポイントはこちら >>歌舞伎の楽しみ方!初心者が初めて見るときのポイントは?お弁当は?)
チケット販売窓口の隣はお食事処です。ここで軽食を取ることができます。
歌舞伎うどん(温・冷) 650円たぬきうどん(温・冷) 650円とろろうどん(温・冷) 650円いなりうどん(温・冷) 650円カレーうどん(温) 650円- ごろチキカレー 600円
- ごろチキカレーそば/うどん700円
- 山とろそば(うどん) 700円
- 肉そば(うどん) 900円
- 茶屋ソフトクリーム各種 350円
- あんみつ 600円
●山とろそば
●肉そば
その隣はお土産売り場です。きんつば(200円)や揚巻ソフトクリーム(300円)はここで買うことができます。
文政元年(1818年)創業の老舗、和泉庄(いづしょう)の「いろはきんつば」は甘さ控えめのあんこがぎっしり詰まっています。
一方、「揚巻ソフトクリーム」はソフトクリームに歌舞伎揚げが添えられた何とも奇抜な組み合わせですが、サクサクとした食感の歌舞伎揚げのほのかな塩味がソフトクリームの甘味を引き立てています。
お土産売り場の隣はセブンイレブンです。観劇の時に眠くならないように、ここでコーヒーを買って飲むこともあります。
セブンイレブンの前を通って進むと、地上に出られるエスカレーターが左手にあります。さらに奥に進むと、歌舞伎座タワー5階に行くエレベーターがあります。
歌舞伎座タワー5階:歌舞伎座ギャラリー・寿月堂・屋上庭園
エレベーターを出ると目の前にお土産屋「楽座」があります。ここでは前月の歌舞伎座公演の舞台写真を買うことができます。舞台写真は1枚500円、その月の公演の千秋楽まで店頭に並んでいます。
同じく5階にある歌舞伎座ギャラリーでは、歌舞伎で使われる道具を体験することができます。開館時間は10:00~17:30(最終入館17:00)、入場料は一般600円、小・中学生500円です。
歌舞伎座ギャラリーの隣にはカフェ「寿月堂」もあります。
屋上庭園はカフェを利用しない人も自由に歩くことができます。
「五右衛門階段」という階段を利用して4階に降りられますが、その途中で歌舞伎座の屋根の瓦(かわら)を見られます。瓦には歌舞伎座のシンボルである鳳凰(ほうおう)の絵が描かれています。鳳凰の絵は右を向いていますが、その中に一つだけ左を向いているものがあります(右から数えて7番目の瓦が「逆さ鳳凰」)。
歌舞伎座タワー4階「四階回廊」想い出の歌舞伎俳優
ここには過去の名優の写真や以前の歌舞伎座の模型を見ることができます。また、ここは一幕見席の入口とつながっているので、一幕見席のチケットを買った人が入場時間まで待機する場所にもなります。
>>歌舞伎座の一幕見席は初心者も安く買える当日券!チケットの買い方と注意点は?
帰りは模型の奥にあるエレベーターを利用します。1階なら楽屋入口の方面に、地下2階なら木挽町広場に出られます。
歌舞伎座のお稲荷さん
歌舞伎座1階にはお稲荷さんもあるので参拝してみてはいかがでしょうか。