進研ゼミは、教育・生活事業などを行うベネッセコーポレーションが提供する通信教育講座です。小学生から高校生までを対象とした通信講座がありますが、今回は、進研ゼミ高校講座の特徴や口コミについてご紹介します。料金や評判、活用法などが気になる方はぜひご覧ください。
目次
進研ゼミ高校講座とは
進研ゼミ高校講座は、半世紀以上にわたって高校生を指導し続けてきたベネッセグループが運営する通信学習サービスです。
1回5分で終えられるスマホを使った予習・復習機能や、1回30分で終えられるテスト対策などが充実しており、短時間で効率的に勉強できる教材設計が強みです。部活動や学校行事で忙しい学生にも、学習を続けやすいように配慮された教材作りとなっています。
- 予習・復習用アプリ…(1回5分・5教科対応)
- 穴埋め式ワーク「チャレンジ」…(週末1回15分・英数国)
- 参考書「別冊チャレンジ」…(英文法や数学の解法などの事典)
- 定期テスト予想問題集…(30分・英数国)
- テスト対策の参考書「要点確認・暗記BOOK」…(理科・地歴公民)
進研ゼミ高校講座の評判は?口コミを調べてみた
進研ゼミ高校講座の口コミをリサーチしてみました。教材のレベルは、いわゆる中堅クラスの大学受験対策として有効だという評価を受けています。
塾へ行かず、ゼミ教材と市販の参考書を併用して使っていました。国語・英語・世界史を受講。「大学受験チャレンジ」の国語は特に色々なジャンルの文章問題があり、本番でも抵抗なく解く事ができました。(※後略)
※引用:Benesse 進研ゼミ高校講座「先輩たちの合格体験談」より「中央大学 文学部 現役合格!(2021年度)」(https://kou.benesse.co.jp/jisseki/ ※最終閲覧:2021年6月21日)
……学校の授業を聞いてある程度理解し、わからないところを進研ゼミで補う、という形式をとらないと(進研ゼミを授業の予習として使うならその逆でもOK)、理解が追い付かずに毎回届くノルマがどんどんたまっていくことになります。(後略)
※引用:Yahoo!知恵袋(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10121912865 ※最終閲覧:2021年6月21日)
進研ゼミ高校講座の料金
進研ゼミ高校講座は1教科から受講することができ、苦手教科に重点を置いて学習する使い方が可能です。
受講費は、教科数や学年、支払方法、大学受験の個別試験対策の講座数などによって異なりますが、1ヶ月あたり6000円台~16000円台に収まります。
受講費月額の例(※毎月払いの場合)
1教科受講 | 2教科受講 | 3教科受講 (5教科対応) | |
1年生 | 7,000円 | 9,270円 | 10,410円 |
2年生 | 7,220円 | 9,490円 | 10,620円 |
※2021年5月時点
※2021年度の受講費(税込、消費税率10%)
※入会金および再入会金は0円
受講費は、入会月によって変動するケースもあるので、詳細は進研ゼミ高校講座の公式HPでご確認ください。
進研ゼミ高校講座の活用法
進研ゼミ高校講座のメリットは、学習塾や予備校よりも費用を安く抑えられる点です。
進研ゼミ高校講座には「教科質問サービス」や「進路アドバイス」といった学習のサポートもあるので、「学校のテキストや市販の参考書だけで、苦手教科の対策ができるか心配」という方が利用するのに適しています。
利用例① 学校の定期テスト対策
進研ゼミ高校講座の教材は、学校のテキストに沿った内容で構成されているので、学校の授業の補習や復習を目的とした使い方が有効です。
進研ゼミ高校講座は1教科から受講できますが、受講教科数を増やすほど、1教科あたりの受講費が安くなる仕組みになっています。
「3教科で万遍なく試験対策がしたい」、「複数教科の質問サービスを好きなタイミングで利用したい」という方におすすめできます。
利用例② 受講教科を絞って大学受験対策
進研ゼミ高校講座には志望大学別のカリキュラムがあり、これまで多数の受講者の志望校合格実績があります。
自身の教科ごとの習熟状況に合わせて、1教科に絞って進研ゼミを使うこともできます。
たとえば、「ほかの予備校に通いつつ、1教科だけ進研ゼミを使う」、「市販の参考書と進研ゼミを組み合わせて勉強する」といった使い方が有効です。
進研ゼミ高校講座の特徴のおさらい
- 短時間で効率的に学習する教材設計
- 自分の志望大学・ペースに合わせて勉強できる
- 学校の授業の補習・復習として利用できる
- 苦手な1教科に限定して大学受験対策できる
進研ゼミ高校講座の長所は、教科数やレベルを自分に合わせて使える点です。短い時間を有効に使う学習方法に興味がある方はお試しください。